美味しさへのこだわりは素材から。
広大な牧場でストレスなく放牧された牛から搾られたミルクを使用。
チーズの原料となる生乳は、宮城県大郷町の菊池牧場産を100%使用しています。
菊池牧場では、乳牛を放牧するスタイルをとっています。その伸び伸び放牧された乳牛から摂れるミルクは、季節によって夏はさっぱり、冬は濃厚な味わいとなる特徴があり、生乳本来の味わいをお楽しみいただけるチーズになっています。
スタジオどどいちのチーズへの想い
地元に戻ってきて間もなく起きた東日本大震災を受け「自分がこの地域でできること、この地域を元気にできること」はないか…。
思い浮かんだのは、今まで学んできたチーズづくりでした。
チーズの形を作る工程を、近隣の人たちに体験してもらい、子どもたちが喜ぶ姿に、チーズ作りへの想いは膨らみました。
様々な人々と交流していく中で、自分の工房を開設することを決意し、現在のスタジオどどいちがあります。
温度調整から、チーズの固まり具合の見極めなど繊細な作業の連続で、どどいちのチーズは制作されています。
モッツァレラチーズ「あわゆき」は、湯煎で温度を一定に保ちながらミルクにヨーグルトを混ぜることから始まり、凝乳酵素を入れて、徐々に固形化させ、かき混ぜると、白い固形物のチーズの元と、液体のホエイにわかれていきます。そのチーズの元をザルですくいあげ、チーズの元をボウルの中で練る。まとまってきたら、両手を使って形を整えるという作業を繰り返してモッツァレラチーズを作っていきます。
モッツァレラチーズづくり
宮城県大崎市田尻の大地に抱かれたチーズ工房。
宮城県北部、大崎平野のほぼ中央に位置する大崎市田尻は、北部には渡り鳥が数多く飛来する蕪栗沼を擁し、東部には町のシンボルである加護坊山を有する、自然豊かな大地に囲まれています。
静かな空間の中で物作りに没頭する事ができる環境と、牧場も近くにある地域性はどどいちチーズの美味しさのバックグラウンドにもなっています。